【レポート】夢のかけはしリレーマラソン&ウォーク
イベント 2018年03月19日
2018年3月18日(日)より開通し話題となっている「西海岸道路」は浦添市~宜野湾市までを結ぶ約4kmの橋で、浦添市湾岸エリアに広がる美しい海を眺めながら車を走らせることができる。
自動車専用道路のため普段は歩行者の通行ができないが、開通1週間前の3/11(日)に「夢のかけはしリレーマラソン&ウォーク」と題し1度きりのウォーキング&リレーイベントが実施された。
<夢のかけはしリレーマラソン&ウォーク出発式>
多くの市民が待ちに待った西海岸道路でのイベントということもあり、4,300名もの参加者で賑わった。
4kmと7kmのウォーキングコースが設けられ、7kmコースは西海岸道路中間地点に設けられたスタート地点より
まずは南向けに橋を渡り西洲手前で折り返し、そのまま宜野湾向けに北上し西海岸道路の北端で再び折り返し
スタート地点まで戻るという往復コースをファミリーや友人同士で楽しみながら歩く姿が見られた。
<カーミージー橋を渡る参加者たち>
当日は心地よい風が吹き抜け、潮風とやわらかな日差しを浴びながらとても気持ちの良いウォーキング日和。
ベビーカーで参加する子どもからアクティブなシニアまで、老若男女がそれぞれのペースで思い思いに楽しんでおり、
日ごろ当たり前にみている風景も自分の足で歩き、触れることで一段と美しく感じた。
真新しい橋は浦添市民からの公募によって「カーミージー橋(亀瀬橋)」と命名され、橋から眺めることのできる浦添八景のひとつ「亀瀬(カーミージー)」にちなんだネーミングとなっている。
カーミージーとは亀の姿に似た岩場のことで、この岩の周辺には様々な種類の熱帯魚や藻場などが生息する豊かな自然が広がっている。
西海岸道路からはカーミージーを間近で眺めることができ、サンゴ礁の浅瀬が続くイノーに広がる鮮やかなコバルトブルーとのコントラストが印象的であった。
<浦添八景:カーミージー(亀瀬)>
湾岸沿いにかかったカーミージー橋からは浦添市湾岸に広がる礁湖のきらめく絶景が広がり、那覇市からすぐ近くの海域にこんなにも透明度が高く美しい海があることに驚いた。
<カーミージー橋近くの海>
心地よい風と日差しに包まれ、この美しい海を眺める贅沢なひとときを味わうことのできた「夢のかけはしリレーマラソン&ウォーク」では歩きながら身近にある自然を感じる楽しさを参加者が体感できたイベントであった。